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革靴を長く履くために

みなさまこんにちは。チノパンマンです。
昨日のTOKYO FM Skyrocket Companyは良い放送回でした。昨日のスカロケをradikoタイムフリーで聴き、その後D.W.ニコルズのブログを読んで「はるのうた」のPVを観てみてください。ラジオと音楽のことがより好きになるはずです。


さて、昨日カウンターでお客様の靴をケアしつつお話をしていたところ「この革靴は何年くらい履けるのだろうか?」とのご質問を受けました。革がどうこう、作りがどうこう。そういった要素と合わせて、その靴がどれくらい持つかは履く頻度や歩く距離なども影響してきます。非常によくお受けする質問なのですが、「5年です」「10年です」とはっきりお答えすることができず申し訳ありません。


とはいえ、いつもお伝えしている通り適切なメンテナンスを施した革靴の方が長持ちするのは間違いありません。
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過剰にならないよう革に手をかけて、すり減った底周りは修理する。この継続が革靴を長持ちさせることにつながります。


そして見落としがちなのが足のこと。
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今履いて調子が良い革靴をこの先何年も履き続けるためには、足が健康な状態でなければいけません。
ケガなどで足の筋力が大きく変化してしまう、体重の増減で足の周り寸法が変わってしまう。そのようなことがあれば靴が良いコンディションであっても、その靴を同じように履くことは難しいです。(できる範囲で革靴を調整して履くという選択はあります)

屁理屈のように聞こえますが、「この靴と長く付き合っていきたい」と思ったときは靴にも足にも適度なメンテナンスと愛情が必要。そんなお話でした。


店舗紹介

玉川シューケア工房
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売場

工房直通番号 03-6447-9177

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by tamagawa0917 | 2018-03-16 16:39 | 雑記

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