2018年 02月 23日
ハイシャインと革
みなさまこんにちは。
今の時代ラジオ単体を購入される方は少ないと思いますが、もし探される際にはSONYのラジオをお勧めします。チノパンマンです。
先ほどに続き、今回もハイシャイン(鏡面磨き)のお話を少々。
ハイシャインは光沢を出すのに時間がかからない革と、どうしても時間がかかってしまう革があります。
時間がかからないのは、このようにキメが細かい革。毛穴が目立たないツルっとした質感で、仔牛の革(カーフ)などは比較的簡単に光沢が出せます。
一方、時間がかかってしまうのは毛穴が目立つキメが粗い革。一枚目の画像のカーフに比べると少しザラっとした質感です。
カーフよりキップ(中牛の革)、キップよりステア(成牛の革)と生まれからの年数が経っている牛の革の方が一般的にはキメは粗いです。ただし表面の仕上げによっても革の質感は変わりますし、キメが粗いからといってステアがカーフに劣るわけではありません。(ステアはカーフに比べて厚く、丈夫な革です)
キメが多少粗い革であっても、時間をかけてワックスを重ねていけばしっかりと光らせることは可能です。時間がかかることを承知の上、じっくり腰を据えてハイシャインをしてみるのも良いかもしれません。
店舗紹介
玉川シューケア工房
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売場
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売場
工房直通番号 03-6447-9177
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by tamagawa0917
| 2018-02-23 17:10
| 雑記