2016年 09月 13日
クリーニングの考え方を改める
こんにちは、南葛です★
今回はクリーニング=水洗いをテーマにお話をしていきたいと思います。
南葛自身何度かクリーニングについてのブログをアップしておりますが、今回はアプローチを変えます。それが…
「クリーニングは、銀浮きや潮浮きといった症状が生じた時“だけ”行えばいいのか?」
ポイントは、この“だけ”という言葉…。
革に凹凸ができる銀浮きや、革に溜まった汗が表面上で凝固する潮浮きが生じたときにクリーニングを行うイメージはありますが…
はっきり申し上げます、そんなことはありません!
きちんと汚れ落としをした上で、クリームを塗りこむお手入れを続けていれば、不意な雨に打たれたり、水を被っても銀浮きや潮浮きはなりづらいです。
しかしどうしても汚れは蓄積してしまうもの…。今は銀浮きや潮浮きがなっていなくても、いつかはなってしまうかもしれません…。
だからこそ、こうなる前の予防線としてクリーニングをしてもなんら問題はないのであります★
まずはこちらの靴…
こちらは私の相棒の一足である、パラブーツのシャンボード。何度か登場しております笑
目立った銀浮きや潮浮きはないのですが、履き込んでずいぶんくたびれた印象ですね…
まずは洗う前に一度、ステインリムーバーで水や石鹸の泡が入りやすくなるよう汚れを落とします。
ステインリムーバーを掛け終わり、乾いた様子を見てみると…。
おっと、何だか怪しいシミが…。これは革の奥底に溜まっていた汚れが表面に現れ、抜けきれなかった隠れジミ!!つまりは銀浮きや潮浮きの元凶でもあるのです…。
そこで丸洗いをするために使いたいのが…
【M・モゥブレィ サドルソープ(¥900+税)】
こちらは革専用の固形タイプの石鹸★水を靴に均一に含ませていき、泡立てたサドルソープで洗っていきます…
by tamagawa0917
| 2016-09-13 10:00
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