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ブラシについての疑問あれこれ

みなさまこんにちは。チノパンマンです。
最近、玉川工房ではブラシについてご質問を受ける機会が増えています。

「ブラシは何本あれば良いですか?」「馬毛と豚毛のブラシはどう使い分ければ良いですか?」といった質問が多いです。ブラシはシューケアにおいて非常に重要なアイテムですので、ブラシへの関心が高まっていることが嬉しいです。
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まず必要なブラシの本数は3本が基本です。
向かって左が茶色のクリームを塗った後に使う豚毛のブラシ。真ん中が黒のクリームを塗った後に使う豚毛のブラシ。向かって右が汚れ落としの馬毛ブラシ。まずこれだけ揃えていただければ大丈夫です。
豚毛の代わりに化繊のブラシ(プロブラシシリーズなど)をご用意していただいても問題ありません。


次にブラシの使い分けについて。
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こちらはホコリ落としに使う馬毛のブラシです。正面から見ると目が詰まっていて、毛は柔らかいです。
ホコリ落としはクリームなどを塗ってから行うものではないので、黒と茶色の靴で使い分ける必要はありません。



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こちらはクリームを塗った直後に使う豚毛のブラシです。正面から見ると目の詰まりは粗く、毛は硬めです。(手で触るとシャリっとした質感です。)
クリームを塗った直後に使うブラシですので、靴の色によって使い分ける必要があります。上の画像、黒いブラシは黒の靴用。


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こちらの白いブラシは茶色の靴用です。

クリームを塗った直後に豚毛ブラシをかけることで、クリームが靴全体にムラなく馴染み光沢も出てきます。布よりも圧倒的に作業効率が良いので、このような使い方をされたことがない方は是非お試しください。


以上がご質問いただいた際、私がお答えしている内容です。

ブラシは一度揃えてしまえば長く使えるものです。靴と同様に愛着を持って使い続けたいと思えるブラシをお探しください。



店舗紹介

玉川シューケア工房
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売場

工房直通番号 03-6447-9177

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by tamagawa0917 | 2017-11-24 18:09 | ブラシ

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by tamagawa0917