2017年 10月 15日
雨対策とステインリムーバー
みなさまこんにちは。チノパンマンです。
現在は閉鎖されてしまいましたが、新宿ミロードにサテライトスタジオがあったことをふと思い出しました。
調べてみると、このスタジオはFM-FUJIのスタジオだったようです。
さて、東京の週間予報には今のところ太陽のマークが一切ありません。
「10月のこの時期、こんなに雨が続いたかな?」と思わずにはいられませんが、この雨とも上手く付き合っていきたいところ。
革靴の雨対策として真っ先に思い浮かぶのは防水スプレーでの予防。
それと合わせて行っていただきたいのが、雨に降られた後の適切なお手入れ。
ステインリムーバーや水拭きを活用すると、濡れた後に起こりがちなトラブルを防ぐことができます。
多めの雨で濡れてしまった革靴、しばらく放置していたら白い汚れが浮いてきたことはありませんか?
これは塩浮きと呼ばれる現象で、革が吸収した汗などに含まれる塩分が表面に浮き出てしまった状態です。
塩浮きは起こってしまってから対処しても決して遅くはないのですが、未然に防ぐ方法もあります。
親指の付け根から、
小指の付け根部分にかけて。
この周辺は塩浮きが起こりやすい部分なので、ステインリムーバーで念入りに拭いておきます。
(他の部分も通常のお手入れと同様に、ステインリムーバーで拭いてください)
この作業は靴を脱いだ直後に行います。
また少量のステインリムーバーで擦るのではなく、ステインリムーバーを多めに含ませた布で優しく拭きます。
水拭き(水を多めに含ませたタオルなどで)でも代用は可能ですが、普段からステインリムーバーを使われている方であればこの方法が楽かと思います。
その後はとにかく革靴をしっかり乾燥させてください。
普段よりも時間を長めに、風通しの良い場所で休ませます。扇風機やサーキュレーターを活用するのもお勧めです。
完全に乾燥しましたら、乳化性のクリームを塗ってブラッシング。
秋の長雨。
革靴と上手に付き合っていただくため、覚えておいて損はないと思います。
by tamagawa0917
| 2017-10-15 11:33
| 雨対策