つま先スチールのお話。

皆さんこんにちは、
乾燥対策として寝る時は濡れマスクを着用してます、竹ブラシです。

作り方は簡単。
マスクをぬるま湯で濡らし、絞ったら完成。
着用してから鼻にあたる部分を外側に軽く織り込むと寝る時も苦しくありません。
お手軽にできる乾燥対策です。ぜひお試しください。



さて本題に入ります。
今日は修理【つま先スチール】のお話。
当工房ではつま先のスチールお取り付けする際は2種類の部材を準備しております。

1つ目はヴィンテージスチール。

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価格:¥3000+税~
期間:2週間~

2つ目はトライアンフスチール。

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価格:¥5000+税~
期間;2週間~
以上の2種類。

「どっちが良いの!?」
とよくご質問を頂きますが、こちらは正直「好み」になるかと思います。
今まで色々なお客様や修理屋さん、メーカーの方々とお話する限りでは、

・ヴィンテージスチールの方がビスの穴が多い→安定しているのでは?
(※サイズが小さいものになるとビス穴の数も少なくはなります※)
・トライアンフスチールの方が面積が広い→カチカチ音が鳴りやすい
・トライアンフスチール、最初は金色ですがこれはメッキ加工→使い込むと銀色になる


以上のことからヴィンテージスチールをお選びになる方が多いように感じます。。。


またこちらもよくあるご質問なのですが、

「新品の時にすぐにつけた方が良いの!?」

とご質問をお受けすることがあります。



勿論、ある程度つま先が削れてしまっていても、
・【アタッチ】(¥600+税~)
という補修で削れた部分に革を足し、フラットにしたうえでスチールをお取り付けすることも可能です。

しかしデメリットもあります。



絵心無くてごめんなさい。
頑張って図に書いてみました。

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こちら①~④、上の写真の用に靴を正面から見た図として考えて頂ければと思います。

①は新品の状態。
当然ながらつま先に削れは見られません。


しかし使い込んでくると、
②の様につま先がすり減ってくるかと思います。
この②の状態でスチールを取り付けようとすると、当然スチールは反り返った状態で付いてしまいます。
反り返ってつけることは見栄えは勿論のこと、どこかに引っ掛けて取れてしまう可能性があるなどデメリットが多いかと思います。


そこで③。
すり減った部分に【アタッチ】という補修をし、「積み革」を埋め込むことでつま先の厚みを補うことができます。


しかし、④の図をご覧ください。
すり減りが深く広いほど、スチールのビスが【アタッチ】補修した「積み革」の部分で固定することに。。。
ということは場合によっては積み革とスチールが一緒に欠落してしまう可能性が出てきてしまうのです。



…とはいえ「やっぱりスチールをつけてみたいよ!!!」という方もいらっしゃるかと思います。
靴にスチールを付けている!っていうのがなんかかっこいいですよね。
もしご検討の方いらっしゃいましたら是非玉川工房まで!
以上、竹ブラシでした~



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玉川シューケア工房
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売り場
工房直通番号 03-6447-9177



by tamagawa0917 | 2016-11-15 11:24 | 靴 修理 | Comments(0)